病名通り、ウイルス感染です。頭文字のRは呼吸を意味します。呼吸器にウイルスが合体して様々な呼吸器症状を起こす風邪と良く似た病気です。鼻水、咳、発熱と、鑑別は難しく、1歳以下の赤ちゃんが症状が見られた場合は、重症化(気管支炎や肺炎など)を避けるためにも必ず小児科受診し鑑別検査をしてもらいましょう。RSウイルス感染と確定しても、実はこのウイルスに直接効くお薬はありません。咳に対しては咳止め、痰が絡む場合は気管支を拡張させたり痰を柔らかくする薬、熱が出るようなら解熱剤を投与します。様々な症状のため食べれない、飲めない、眠れないなどの症状が出現すると入院し点滴による栄養補給が必要となります。乳幼児は体表面積が少ない分、水分が足りないとすぐ脱水となり、重症化すると生命の危機にも及びます。風邪症状が続きぐったりして遊ばなくなる、やたらぐずる場合など、早く気づいてあげてください。

赤ちゃんの時にRSウイルス

子供が生後9ヶ月のころ風邪を引きました。最初はただの風邪だろうといつも通っている小児科を受診しました。症状は鼻水、咳、熱です。いつもの風邪なら3日もすればだいぶ症状がよくなってきます。でもこの時は5日たってもよくならず、逆にどんどん悪くなっているように感じました。特に呼吸がとても苦しそうで、体を起こしている状態でもゼイゼイ息苦しそうにしてました。夜寝るのも息がしずらいみたいでなかなか眠れない状態でした。いつもと違うと感じたので、もう一度小児科を受診することにしました。もしかしてRSウイルスかもしれないと言われました。赤ちゃんがRSウイルスにかかると入院になるかもしれないとも言われました。幸いにも受診をした夜から少しずつ状態がよくなっていき入院はしなくていいことになりました。それでも呼吸が苦しそうなので何日か吸入に通い、完治するまでに1ヶ月近くかかりました。

赤ちゃんもRSウイルスになります

生まれたばかりの赤ちゃんでもRSウイルスにかかることはあります。小さいほど症状が重症化しやすいです。だから小さい間はとても気を付ける必要があります。6か月未満の子供は重症化しやすいと言われています。まずは鼻水が出ます。そして熱が出ます。39度ほどの高熱が出ます。あとは咳も出ます。赤ちゃんは咳で息苦しくなってしまいます。大人のように呼吸器の管が太くないからです。そして小さいうちは鼻をかむこともできません。鼻水がかめなくて奥に流れてしまいます。それが影響して咳が出てきます。鼻水は放置するとよくありません。苦しい原因にもなるので、耳鼻科に行って鼻水を吸引してあげるととても楽になります。鼻水の吸引は嫌がる子が多いのですが、それで息がしやすくなるので我慢させて吸引しましょう。そのほうが赤ちゃんのためになります。